支えあいの輪を広げよう~ファミリーサポート「両方会員」~

現在、市川市の約9割は核家族という状況です。
地域で子育てをサポートする必要性がますます高まってきている中、地域の会員同士で子育てを支えあう活動を行う『いちかわファミリー・サポート・センター』の役割はとても重要になってきています。
平成29年度の活動実績は約17300件と、ニーズが多いことがわかりますね。

いちかわファミリー・サポート・センター『両方会員』

いちかわファミリー・サポート・センターは、子育てのお手伝いをしたい『協力会員』、子育ての手助けをしてほしい『依頼会員』、そして子どもを預かってもらうこともあるが時には預かることも可能な『両方会員』で組織されています。

ファミリー・サポート・センターでは、働く女性のみならず、子育てをしている全ての方を対象としています。降園後の預かり、園の送迎、産前産後の上の子の預かりや送迎をはじめ、夕方の忙しい時間の在宅支援(家事支援は除く)、通院、リフレッシュ等様々なサポートを行っています。子育て中のパパママにとってはとても心強いですね。

今回はファミリー・サポート・センター会員のうち、『両方会員』についてご紹介します。
現在、両方会員として登録しているのは約460名。会員自身が子育て真っ最中だけれど、子どもが好きで地域の中で役に立ちたいと思っている会員さんです。この登録者数は他の地域に比べてとても多いのだそうです。

両方会員になるには、入会説明会と基礎研修会(約3時間)の受講が必要です。(※既に依頼会員として登録済みの方は基礎研修会のみ必要)。

両方会員さんにインタビュー

両方会員として活動されている会員さんにお話しを伺いました。

<両方会員になったきっかけは?>
→Yさん:自分自身が一人で子育てをしてきて大変だったので、子どもが幼稚園にあがって手が空いたタイミングで、大変なママのお役に立ちたいと思ったのがきっかけです。

→Iさん:もともと依頼会員として登録していました。友人が仕事を始めることとなり、子どもの預かりをお願いしたいと話をもらったことがきっかけです。

<友人として預かることと、ファミサポさんとして預かる違いは?>
→Iさん:ファミサポを利用する場合には、料金(お礼)や、おやつ代、交通費など明確なルールにのっとっての活動なので、お互い気兼ねなく依頼・預かりができます。また、預かっている時に万が一怪我が起きてしまった場合でも、ファミサポ利用時にはファミサポ本部が補償保険に加入しているのでその点も安心できます。

<両方会員になるにあたり不安だったことはありますか?>
→Yさん:最初はアレルギーの有無や怪我をしないか、預かるお子さんの性格やトイレの対応が心配でしたが、実際にお預かりしてみて対応に困ったことはありません。困った時はファミサポ本部の方々がサポートしてくださるのでその点も心強いです。

<両方会員の活動をしてみてどうですか?>
→Yさん:子どもがお友達と遊ぶ時間があることをとても楽しみにしています。我が家は一人っ子で兄弟がいないので、お友達と仲良く遊ぶのはもちろんですが、お友達に焼きもちをやいたり、おもちゃの取り合いをしたりそのような経験が出来ることがとても良いと思っています。また、地元の子どもとの交流ができるのもいいですね。

→Iさん:わが子がお友達と遊べると楽しみにしていますし、私自身もかわいいお子さんと触れ合うことでとても癒されています。預かる側にも良いことがたくさんあるんだなと実感しています。

ファミサポ登録説明会

ファミサポ登録説明会は毎月6回、基礎研修会は毎月1回、本部、及び妙典支部で行っています。
詳しくはいちかわファミリー・サポート・センターのホームページまたは直接お問い合わせくださいね。

また、年に1回程、さかえこどもセンターでも登録説明会を行っています。身近な子育て支援センターで受けられるのは助かりますね。

初めましてのご家庭のお子さんを預かることは不安と思われる方は、まずはお知り合いのお子さんからお預かりをはじめてみてはいかがでしょうか。
子育て真っ最中でも支えあいの輪を広げる活動が出来る両方会員、みなさんも登録してみませんか?
ファミリーサポートについては、最初の特集記事でも取り上げています。

「知ってますか」の一番最初の記事【2013年1月(2)】

バックナンバーも是非、ご覧になってください。
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