みんなどうしているかな?~トイレトレーニング編~

夏が近づくと「トイレトレーニング」という言葉を耳にすることが多くなります。
“2才の夏が最適” だそうです。
確かに、薄着になって脱ぎ着しやすいし、失敗しても洗濯物が少なくてすみますね!
でも、月齢によっては夏はまだムリというお子さんもいるでしょう。
そこで「トイレトレーニング」をテーマに子育て経験者に集まってもらって座談会を開きました。

先輩ママのトイレ話

孫育てが始まった大先輩からもうすぐ2才になるお子さんのいる現役ママさんまで8名が集まっての座談会。
「そもそも、昔は“おむつはずし”だったよね。いつからトイレトレーニングって言うようになったのだろう?」
「布おむつを使っていた時代は、立って歩くようになったら動きにくくなるし、自然とおむつしなくなったよね」(注:体験者はいませんでしたが、想像で)
「紙おむつの性能がよくなってから、トイレトレーニングが出てきたのかな?」

おまる?子ども用便座?

「おまる」を使っていたママからは、こんな意見も。

「おまる」は子どもの使いやすいサイズなので、子どもが行きたくなったら、一人でパンツを脱いで行くことができる。
一人でできたという達成感もあり、「行って来たよ」と得意げに報告してくれる。
おまるの蓋をしておけば、そんなにも臭わないから、親が忙しい時は後回しにできる。
結局、親は何もしないで、おむつはずしに成功したとのこと。

ただし、「おまる」は、大人のトイレの近くや洗面所などに置くこと!
リビングにおいた事のあるママが、おもちゃ箱になってしまっていたので、慌ててトイレに移動させたと話してました。
環境作りも大切です。

いつから始めるトイレトレーニング

トイレトレーニングの時期はいつがいいのでしょうか?

「冬でもメリットがあります」
と、行徳新聞でもおなじみのコンパス幼保園の副園長 ハイジ先生が話しておられました。

「トイレトレーニングスタート時に大切なのは おしっこが出る感覚をつかむことです。
春夏とは違い寒い時は おもらしでパンツが濡れると冷たくなってすぐにわかります。
不快感がすぐに伝わるのでおもらしやおしっこが出る感覚を掴みやすいです。
ママも気持ち悪いからトイレでしようねと導くことができます。
 また寒い日にトイレが近くなるのは大人も子供も同じです。
成分が汗になりにくいからです。
そのためトイレに行くチャンスが多く、トイレトレーニングの回数を増やすことが出来るというメリットもあります。
 さらに春夏と比べて比較的、冬は家で過ごす時間が長いです。
そのため家で過ごす時間が長い冬は生活リズムが崩れにくく、ママも子供もリラックスして子供のペースでトイレトレーニングができると言うメリットがあります。
 大切なことは、トレーニングの時期を気にしてしまい、2歳の夏だからとまだ早すぎるのに始めたり、次の夏を待って遅すぎたりということがないように その子にあったタイミングをみてあげることだと思います。」

トイレトレーニング講座

6月はあちこちでトイレトレーニング講座を開いています。

八幡親子つどいの広場でトイレトレーニングについて講座を開いていたので、参加してみました。
トイレトレーニングトレーナーさんが、おしっこに関する身体のメカニズム、トレーニングを始めるサイン、成功の秘訣!など、わかりやすく話してくれました。

いろんなタイプの子どもがいるし、様々なタイプの家庭環境があるので、「これが正解!」というものがないのが子育て。
だからこそ、「これでいいのかな?」「みんなどうしているのかな?」と不安に思うこともあります。

子育て支援センター、親子つどいの広場などで、スタッフに相談したり、先輩ママの話を聞くこともできます。
無理のない程度にいろいろ試してみて、自分たちに合う方法を探してみてください。

座談会こぼれ話

トイレトレーニングには直接関係ありませんが、座談会で出たお話を紹介します。
・男の子のママから~トイレの中にトイレットペーパーをちぎって浮かせて、消防士になったつもりでそこをめがけて「おしっこで消火!」。便座からはみ出さずに上手にできるようになりました。
・おむつがはずれた後、飛行機に乗った時、離陸寸前に子どもがトイレに行く!と言いだし、パニックになって、ママの生理用品をつけさせて何とかおさまった。
・パンツになってからの長時間の外出はドキドキで、いつもバスタオル持参でした。
・パンツの上からパンツ型紙おむつをオーバーパンツ風にはかせてました。
・学校からかえってくると、すぐトイレ!って時が多い。家が近くなるとホッとしてしたくなるのかな?
・トイレ掃除は、「家族の稼ぎ頭が毎日すると金運が上がる」そうです。

トイレ話はまだまだ続きそうですが、今回はこのあたりで。
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